自己紹介 / 肌断食前の私

こんにちは、
コスパビューティーをご覧いただきありがとうございます。

私は2020年11月に36歳で肌断食を始め、スキンケア無しでも乾燥しない肌になりました。

そんな私も、ずっとスキンケアをして過ごしてきました。

スキンケアをしていた時は肌断食なんて考えもしませんでした。

「肌断食」と言う言葉は聞いたことがあったものの、

「本当に大丈夫なの?」
「やっぱり、スキンケアは必要なんでしょ?」

そんな先入観から、スキンケアをしない生活なんて考えられませんでした。

そんな、どこにでもいそうな30代女性がなぜ肌断食を始めたのか、お話したいと思います。

ストーリー風に書いてみますね。

最近動画も撮ったので、ご参考までに

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20代の頃の私はどこにでもいるスキンケアをしている女子でした。

スキンケアには詳しくなかったけど、もっと肌綺麗になりたいし、そのためにはスキンケアは重要と考える美肌固定概念のかたまりでした。

現在は37歳なので10年ほど前の話です。
今の肌の調子はその頃にも負けないくらいだと思っています。

当時はなんとなくスキンケアをしていました。

自分の肌タイプもわからず、とりあえず「無添加」と書かれているものや肌に良さそうなパッケージで選んでいました。

ネットのレビューを参考にしたり広告で見たものを試したり、とにかく感覚で選んでいました。

中高生の頃は化粧品のCMなんて蚊帳の外だったのに。

「化粧品なんて使うようになったんだな」と、大人の味がわかった子供のような気分。

歳を取ったと言うよりは、大人になったと捉えていました。

話題の商品を自分で買って、お金も時間も自由に使えて、肌ケアも頑張っている。ちょっとキラキラ女子気分。そんな、典型的な20代スキンケア女子の時代でした。

肌の調子がいいとメイクのノリもいいし、ますます自信になる。

スキンケアは単なる肌ケアじゃなくて、自己投資でもあり、社会に存在するための自己管理の一部にもなっている。

話題の商品を使うと世間の波に乗っている感も味わえる。
友達に〇〇使ってるよ〜って言えば、感想を伝えて話も盛り上がる。
今思えば、スキンケアは自己肯定感に直結していると言っても過言ではなかったと思う。

結局、20代余裕説

まぁ、20代は何を使ってもそれなりに効果も感じるし、肌のくすみ、たるみもひどくない。

私自身も特に肌悩みはなかったように思う。

だから、スキンケアが好きだったのかもしれない。

次使うものをネットや店頭で探すのも楽しい。
何より、お店の雰囲気やパッケージが洗練されて清潔感があるので、あれこれ見たり、情報収集したり、雑貨を選ぶ感覚で楽しかった。

美容部員さんの接客も丁寧だし、日常だけど非日常な感じがまた、いい。

そんなことに意識がいくくらいだから、余裕だったよな〜と思う。

30代になってから、ショッピングモールのトイレで「肌ヤバイ」と言っている20代女子を見ると「いや綺麗だし、なにその余裕!」と内心思った。

これは、学生時代のテスト当日に言う「勉強してない、ヤバイ」と同じで、余裕を感じている人が言う言葉。

本当に悩んでいたら「ヤバイ」なんて軽々しく言えない。

化粧品による肌トラブルで不信感

肌トラブルは少なかったですが、ニキビが止まらなくなった時期がありました。

原因はクレンジングでした。

広告をやっていた化粧品を使ってみたくて店頭へ。

店員さんと話してクレンジングを購入。

化粧品メーカー独特の洗練された袋に入れてもらい、サンプルもつけてもらって「サービスいいな♪」なぁ〜んて浮かれながら帰宅。

シンプルなパッケージだけど程よくおしゃれ。
そして、買いやすいお値段。

一度試してみたかったんだぁ。

洗面所に置いてもいい感じだ。

ところが、

使い始めて間もなくニキビが出来始める。

「・・・?」
「肌の調子悪くなったかな?」

あまり深く考えず、そのクレンジングを使い続けてしまった。

ニキビは増える一方。

マズイと思い、クレンジングの使用をやめてみる。

そのほかは、何も変わらないしタイミングを考えてもクレンジングだと思った。

中断するとニキビは少し良くなった。

減ったけど、ニキビができるループに入ったみたいで簡単には綺麗にならなかった。

しばらくして元通りの肌になったけど、広告の素敵なイメージに憧れて使い始めたのでがっかりした。

化粧品メーカーは「女性の肌のために」みたいなことを言うけど、嘘じゃん。と思った。

正直、その化粧品メーカーのことが嫌になったし、化粧品自体にも不信感を持ち始めた。

「広告ばっかりやってなんなの!?」

被害妄想激しかった。笑

けれども、
女性にとって肌は自分そのものだから、ちょっと傷ついたかな。

化粧品と言ってもピンからキリまであるけど、だからこそ、自分にあったものを見つけるのがちょ〜むずい。

30代、スキンケアゆるゆる時代

30代に入ってからはスキンケアに希望を感じているものの、あれこれ吟味するのがダルくなった。

ドラックストアで良さそうな物を買って、リピするかどうか決めればいいっか。
化粧品にも大きな期待はしておらず、現状維持できればOKぐらいだった。

保湿を念入りにしたくて、シートマスクや乳液を使ったりした。

確かに、肌の表面はしっとりしたけれど、乾燥が根本的に解決することはなかった。

世の中の大半の女性同様、
「歳のせいだからしょうがない」

妥協しながらも、なんとか現状維持できるという球乗り状態だった。

結局は、球から落ちてしまうんですけどね。

30代、肌が激変

ある秋、これから寒くなるから乾燥には気をつけないとね〜

と警戒していた頃、急にくすみ、たるみが気になり始めた。

騙し騙しマッサージなどで復活させていたのに、うんともすんとも言わなくなった。

乾燥のせいで化粧ノリも悪く、急に老けだした。

毎日の肌チェックが憂鬱になった。

いつ見ても、満足できる肌の日はなかった。

それどころか、これから悪化の一途をたどるであろう肌をしていた。

体調やホルモンバランスの影響が変わればとか、そんな隙間はなかった。

自分の肌だからわかる。

「これはもう、前のようにはいかないな・・・」

このまま、降下するしかない肌と付き合い続けるのか。

革命は起こせないものか?

不思議とこれ以上老けることは考えていなかった。

まだ、できるはず。

今までも
手を変え品を変えしのいできた。

かっさマッサージとか、スチーマーとか。
(今はどちらも絶対にしない)

あぁーーーー
どうにかして、
どうにかしたい!

それしか考えていなかった。

ネットや本で美容情報を漁ってみた。

有効期限が切れた肌を復活させるべく、打開策を練る。

美容情報を見ているうちに、

  • 洗いすぎない
  • 石鹸オフ
  • 肌断食

このような概念を知った。

どのように肌断食に至ったのか

こちらで詳しく説明しています